運動後においしく&正しくお酒を飲むためのコツ2つ

2015年08月11日

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おもいっきり体を動かした後、疲れた体を癒す楽しみの一つといえば、ご褒美のビール! でも、運動後にアルコールをごくごく飲むことって、果たして体にいいのでしょうか? 

運動後においしく、正しくお酒を飲む方法とは? 自身もビール党である人気パーソナルトレーナー・藤原豊樹さんに教えてもらいました。

「運動直後のアルコール摂取には注意が必要です。2つのデメリットがあり、1つは脱水症状を招きやすくなることです」(藤原さん 以下同)

運動直後のアルコール、そのデメリットとは?

ビールに限らず、アルコール度数が4%を超えるお酒には利尿作用があります。そのため、「アルコールで水分補給」は成り立たないのだとか。

「たとえば、アルコール度数5%のビールを500ml飲むと、500ml×0.05=25mlのアルコール量を摂取することになります。ヒトの体はその4倍量を尿として排出してしまうので、25ml×4、すなわち100mlの水分が尿として排出されてしまうのです」

また、お酒を飲むことで「抗利尿ホルモン」が抑制されやすくなるのも、脱水症状を招く要因になるといいます。

「飲酒量に関わらず、お酒を飲むだけでヒトの体内では抗利尿ホルモン(尿量を調節して水分を留めておく働き)が抑制されます。そのため、通常より多量の尿が排出されることに。ビールを飲むほど頻繁にトイレに駆け込んでしまうのは、このようなダブルパンチの生体反応によるものです」

さらに、アルコールには体温を上昇させ、発汗量を増やす働きもあるため、脱水症状を助長させてしまう危険があることを覚えておきましょう。

そして2つめのデメリットは、「筋肉の疲労回復が遅れてしまうこと」

「アルコールの摂取量が増えると、中枢神経系に影響が生じ、脳から筋肉に送られる信号が弱まることが示唆されています。その結果、筋肉の成長を促すテストステロンという男性ホルモンの分泌が減少し、筋肉の回復が遅れてしまうという研究結果が出ています」

運動後のビール、飲む際に気を付けるべきことは?

とはいえ、運動後にビールを飲みたいと思う人は少なくありません。脱水症状と疲労回復の遅れを防ぐため、次の点を守りましょう。

●脱水症状を防ぐ飲み方

夏場など、脱水の程度が高い場合は先に水分補給をして、1時間ほど空けてから飲むと◎。アルコールと一緒に水を交互に飲みましょう。

●疲労回復の遅れを防ぐ飲み方

運動後は約2時間空けて飲みましょう。運動直後からの2時間は、体内で栄養を吸収する作業が活発になり、疲労回復や筋肉の成長に大切な時間帯。このときにアルコールを摂取すると、栄養の摂取量が減ってしまいます。

好きなお酒を飲める楽しみがあるから、運動も頑張れるという人は多いはず。運動後の正しい飲み方を知って、上手にお酒を楽しみましょう!


取材先のご紹介

藤原豊樹

東京都世田谷区を中心に、クライアントにあわせたオーダーメイドのプログラムを行うパーソナルトレーナー。

▼公式サイト
http://www.fujiwaratoyoki.com/

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